メディアに無料でアクセスを集めるためには、良質な記事(コンテンツ)をたくさん発信する必要があります。そうすることでお客さんの方からあなたが発信する情報に触れるためにやってきてくれるわけですね。
ただ、記事を書くときに絶対に押さえておかなければならない重要なポイントがキーワードを決めることです。
一言でキーワードと言ってもその種類はたくさんあります。
・対策キーワード
・ニーズキーワード
・共起語
・関連キーワード
など
中でも記事を書く上で最重要ポイントである対策キーワードが決まらなければ、その他のキーワードは決まりません。ニーズキーワードや共起語・関連キーワードは対策キーワードから派生していくものだからです。
そこで、今回は対策キーワードに重きを置きつつ、キーワード選定の全体像を把握し、各種キーワードの具体的な選定方法とステップをお伝えします。
(キーワードの設定方法に関する詳細は『【キーワード設定】「どれ」を「どこ」へ「どうやって配置するの?』をご覧ください。)
キーワード選定をマスターするには、次の3つの前提を理解しておきましょう。
1)各種キーワードの意味と関係性
2)1記事1対策キーワード
3)キーワード選定7つのステップ
この3つを押さえておくと、各種キーワードの選定がスムーズに進みます。
各種キーワードの意味と関係性
4つのキーワード(対策キーワード、ニーズキーワード、共起語、関連キーワード)の中で、メインになるのは「対策キーワード」です。対策キーワードを中心に残り3つのキーワードを順に選定していくのが大まかなイメージです。
1.対策キーワード
(サイトのメインになるキーワード。サイト構築の時にあらかじめ、まとめて決めておく)
↓
2. ニーズキーワード
(対策キーワード1つに対して盛り込む、検索者の意図(目的、いつ、どこで、なぜ)を反映したキーワード)
↓
3. 共起語
(他サイトで特定のキーワードとよく一緒に登場するキーワード。対策キーワード、ニーズキーワードに絡めて使用する)
↓
4. 関連キーワード
(対策キーワードに関連するキーワード)
キーワード選定は対策キーワードが中心と分かったところで、次は対策キーワードについての前提をチェックしましょう。
対策キーワード選定のタイミング
対策キーワードとは、サイトのメインとなるキーワードで、検索者が自分の悩みや困りごとを解決するために検索エンジンに入力する言葉です。
困りごとの例:女性に花をプレゼントしたいのだけど、何に気をつければいい?
対策キーワードの例: 女性 花 プレゼント
対策キーワードはサイトを構築する段階であらかじめ、まとめて決めておくものです。1記事作成するごとに選定するのではありません。
もちろん、あらかじめ選定しておいても、後からキーワードを追加することもありますし、サイトの方向性が変わって後に不要になる場合もあります。
1記事1対策キーワード
対策キーワードは「1記事に1つ」が鉄則です。記事は検索者のお困りごとを解決するものです。お困りごと(検索意図)に対し、1つの回答と考えると分かりやすいですね。
もし、1つの記事の中に対策キーワードが2つあるとすると、2つの回答が混在することになります。
「不登校 大学入試」
「不登校 大学選び」
話題の違う記事が1つになっていると読みづらくて仕方がありませんよね。
検索意図が同じだけれど、キーワードが別という場合は、どちらかのキーワードに絞って記事を書きましょう。キーワードを絞る基準は検索ボリュームの多い方です。
キーワードの例:
・「彼女 花 歓喜」 → 検索ボリューム 100 ・・・☓ 除外
・「彼女 花 喜ぶ」→ 検索ボリューム 200 ・・・○ 採用
除外した「歓喜」というキーワードは、本文中に使用するくらいの配慮で大丈夫です。タイトルや見出しにまで入れる必要はありません。
検索エンジンは日々進化しており、今となっては検索意図を理解するところまできているからです。検索意図に答えるようなコンテンツを作っていけば、自然と質の高い記事が出来上がります。
キーワード選定までの7つのステップ
以上2つの前提が理解できれば、最後にキーワード選定の流れをつかみましょう。各種キーワードの選定手順は次の通りです。
STEP1:対策キーワードの抽出
STEP2:対策キーワード候補の振り分け
STEP3:対策キーワード候補の絞り込み
(※STEP2と同時進行)
STEP4:対策キーワードの選定
STEP5:ニーズキーワードの選定
STEP6:共起語の選定
STEP7:関連キーワードの選定
順に解説します。
STEP1:対策キーワード選定候補の抽出
前項で対策キーワードはサイト構築のときにあらかじめ大半を決めておくということをお伝えしました。
その最初のステップとなるのが「抽出」です。対策キーワードにするものを最初から選ぶのではなく、まずは候補をたくさんリストアップします。
☓ 200のキーワードを選ぶために200を探す
○ 200のキーワードを選ぶために10000抽出する
というイメージです。
この作業に手間を惜しまず数を出すことで、洗練されたキーワードを選定することができるようになります。
対策キーワードの抽出方法は次の3つです。
1)サイトテーマに関する語句を想像して書き出す
2)ターゲットが興味関心のありそうな語句を想像して書き出す
3)ツールを使って抽出する
対策キーワードの候補数に達するまで、次の3つの方法を何度も繰り返してリストアップすることがポイントです。この作業は洗練された対策キーワードを選定するための土台になります。面倒に感じるかもしれませんが、集客のできるサイトを構築するのであれば、取り組む価値は十分にあります。
では、それぞれ具体的な方法を解説します。
方法1:サイトテーマに関する語句を想像して書き出す
例えば「テニス」というテーマでサイトを構築していく場合を想定してみましょう。
『テニス』『テニス やり方』『テニス 道具』『テニス 服装』・・・
『サーブ』『サーブ 打ち方』『サーブ 種類』『サーブ コツ』・・・
『ボレー』『ボレー 方法』『フォアボレー』『バックボレー』・・・
『スマッシュ』・・・
・・・
など、サイトテーマに関する語句を思いつく限り書き出します。
もちろん、想像するだけでは限界がありますので、WEB上の情報や専門書・雑誌などをフル活用してどんどん書き出しましょう。
方法2:ターゲットが興味関心のありそうな語句を想像して書き出す
サイトテーマに直接関係がなくても、ターゲットが興味関心のあるような語句も併せて書き出していきます。
例えば「テニス」というテーマのサイトの場合、テニスに興味関心のある人がテニスをする(もしくは観戦するなど)ために意識しているような語句を抽出します。その中にはテニスに直接関係のない語句の場合もあるでしょう。
例えば・・・
このようにターゲットが興味関心のありそうな語句を思いつく限り書き出します。WEB上の情報や専門書・雑誌なども利用するといいでしょう。
ツールを使って抽出する
サイトに関連する語句やターゲットが興味関心を持つ語句の抽出を一旦終えたら、ツールを使ってさらに抽出する語句を増やしていきます。
ツールにはいろいろありますが、ここでは、優れた機能を持つ無料ツールを2つ紹介しておきます。
Googleキーワードプランナーで関連キーワードを取得
GoogleキーワードプランナーはGoogle広告のアカウントを持っていれば使うことのできる便利なツールです。
対象のキーワードを入力することで関連するキーワードを抽出することができます。
キーワードプランナーって?という状態の方は、『キーワードプランナーとは?記事を書く為の超簡単活用術』をご参照ください。
goodkeywordでサジェストワードを取得
goodkeywordは検索エンジンでどんなキーワードで検索されているかという『サジェストキーワード』を調べることができる便利なツールです。
対象のキーワードを入力することでサジェストキーワードを抽出することができます。
続いて、STEP2へ進みましょう。
STEP2:対策キーワード選定候補の振り分け
対策キーワード候補が抽出できたら対策キーワードを選定するために振り分け作業をしていきます。洗練された対策キーワードだけを残していくことが目的です。
尚、STEP2はSTEP3と同時進行で行うと効率よくなりますので、作業前にSTEP3もチェックしておいてください。
キーワードの振り分けは
・「検索ボリューム(検索数)」
・「あなたのサイトでのニーズ」
の2軸からできる4マスのマトリックスで考えると分かりやすいです。ここを間違うと集客できないサイトになってしまいますので、注意しましょう。
2)検索ボリューム:少ない ニーズ:高い
3)検索ボリューム:多い ニーズ:低い
4)検索ボリューム:少ない ニーズ:低い
抽出した対策キーワード選定候補をこの4マスのマトリックスに振り分けていきましょう。
集客につながる検索ボリュームとニーズのかけ合わせ方
結論から言うと、対策キーワードを選ぶ基準は次のとおりです。
2)検索ボリューム:少ない ニーズ:高い ・・・○
3)検索ボリューム:多い ニーズ:低い ・・・△
4)検索ボリューム:少ない ニーズ:低い ・・・☓(除外)
4)が除外なのは、言うまでもないですね。アクセスにも集客にもつながらないからです(STEP3参照)。
ここで、選択肢は次の3つになりました。この中から、まず狙うべきなのは「あなたのサイトでのニーズが高いもの」です。検索ボリュームが多ければアクセスは増えますが、それだけでは集客にはつながりにくいからです。
2)検索ボリューム:少ない ニーズ:高い ・・・○
3)検索ボリューム:多い ニーズ:低い ・・・△
ここで、「検索ボリュームが多ければ、ニーズも高いのでは?」と思うかもしれません。しかし、そうとは限らないのです。
例えば、「男性が女性に贈る花」がテーマのブログで説明すると、「花」「プレゼント 花」などのキーワードをもとにして、ツールで対策キーワード候補を抽出したとすると・・・
・「誕生日 贈る 花」
・「お悔やみ 贈る 花」
などが出てきます。
どちらも、検索ボリュームがありますが、「男性が女性に贈る花」がテーマの場合、「お悔やみ 贈る 花」はブログのテーマからズレていますよね。つまり、あなたのサイトでは「ニーズが低い」ということになります。
ですから、単純に検索ボリュームが多いものを選ぶのではなく、あなたのサイトに集まる検索者のニーズにあっているのかどうかという視点を合わせ持つことはとても大切です。
検索ボリュームxニーズを記事作成に活かすポイント
さて、ここで3つの選択肢が残りました。
2)検索ボリューム:少ない ニーズ:高い ・・・○
3)検索ボリューム:多い ニーズ:低い ・・・△
それぞれについて、解説すると、
1)検索ボリューム:多い ニーズ:高い
検索ボリュームが多いキーワードであれば、検索結果の上位表示をさせることができそうですよね? しかし、残念ながら検索ボリュームが多いと、競合が多い可能性が高いのです。検索上位までに時間がかかりますので、より質の高い記事を作成する必要があります。
2)検索ボリューム:少ない ニーズ:高い
1)は競合が多いので、「検索ボリュームが少なくても、ニーズが高いもの」も合わせて対策しましょう。アクセスが少なめでも、ニーズが高ければ一気に集客につながる可能性があるからです。
3)検索ボリューム:多い ニーズ:低い
ニーズは低いですが、最初から除外というわけでもありません。なぜかというと、さらなる潜在顧客を狙うのであれば、長期スパンで考えて対策しておくのもよい作戦だからです。
まとめると、対策キーワード選定の対象となるものは次のとおりです。
1)検索ボリューム:多い ニーズ:高い ・・・ ○(狙うが、競合が多い)
2)検索ボリューム:少ない ニーズ:高い ・・・○(合わせて対策していく)
3)検索ボリューム:多い ニーズ:低い ・・・△(潜在顧客を今後狙える可能性)
検索ボリュームを調べるツール
検索ボリュームはGoogleキーワードプランナーで調べることができます。対象のキーワードを入力することで検索ボリュームを知ることができますし、他にもキーワードの競合性や広告に掛けた時の単価の目安を知ることができます。
STEP3:対策キーワード選定候補の絞り込み
STEP2で対策キーワード選定候補を4マスのマトリックスに振り分ける作業についてお伝えしましたが、この段階から、明らかに不要なキーワードを削除していきます。
不要なキーワードとはサイトテーマに直接的・間接的に興味関心を持つことに紐付かないキーワードのことです。
対策キーワード選定候補として抽出したキーワードの数が多ければ多いほど、振り分け作業は大変です。二度手間にならないよう、振り分け作業と同時に明らかに不要なキーワードを削除しましょう。
キーワードの削除は次の2つを実行すればOKです。
検索の少なすぎるキーワードを削除する
検索ボリュームが「0」もしくは「空白」のキーワードを削除します。
Google広告を使用していない場合は検索ボリュームの数値が「●●~●●」という大まかに表示されます。その場合、「Min0~Max10」のキーワードを削除すればOKです。
ニーズが低すぎるキーワードを削除する
ニーズが低すぎるキーワードの選定基準は難しいですが、あなたの感覚でニーズが低い(ニーズから遠い)キーワードを削除します。
白黒はっきりしない場合は、「一旦保留」のようなあいまいな基準を設けておくといいでしょう。「一旦保留」にしたキーワードは選定段階で改めて考えます。
作業を進めていくと、選定段階の頃には、あなたなりの選択基準が自然とできあがってくることがあります。「一旦保留」にしたけれど、キーワードが不足しているからやはり選定しよう、逆にキーワードが多すぎるから「一旦保留」扱いにしたものは全て削除しようということが起こります。残すか削除するかを迷っていたことが嘘みたいに感じることがあるかもしれません。
例えば、これから店舗ビジネスで起業しようとしているターゲットに対して資金の調達方法を解説するメディアを立ち上げようとしている場合・・・
「運転資金 調達 方法」
「支払い不足 資金調達 方法」
これらのキーワードはどういう区分けになるでしょうか。
「店舗開業 資金調達 方法」は完全にニーズマッチしているキーワードですので残していくことになりますが、「運転資金 調達 方法」になると店舗ビジネスとは限りません。
なので、削除するということも考えられますが、開業資金の中には運転資金が含まれることを考えると悩ましいところですね。ここで、どうしようかと悩むと前に進まないので、判断しづらいと思ったら、「一旦保留」にします。
最後に「支払い不足 資金調達 方法」ですが、このキーワードは明らかにニーズから遠いキーワードですし、そもそもターゲットが違うので、即削除でOKです。
STEP4:対策キーワードの選定
対策キーワード選定候補の絞り込みが終わったら、いよいよ対策キーワードの選定です。選定はカテゴリーへの振り分けしながら進めます。
カテゴリーはサイト構築をしていく上で考えねばならない大切な構成要素です。サイトのコンテンツ構成を分かりやすくすることがユーザビリティにつながりますし、検索エンジンにとっても、サイト内を巡回しやすくなるからです。
各カテゴリーにバランスよくコンテンツが配置されるようになるのが理想です。全部で200のコンテンツが5つのカテゴリーに振り分けられる場合、1カテゴリー40個ですね。きっちり平均化する必要はないですが、1つのカテゴリーの目安が40個のところ、2つのコンテンツしかないとバランスが悪く、よいサイト構成とはいえません。
もし、バランスが悪いようであれば、対策キーワードを増やしたり、カテゴリー分けの見直しをして調整してみましょう。
また、対策キーワード選定候補がどのカテゴリーにも属さない場合、その対策キーワードが不要であるかもしれませんので、削除対象にしてもよいでしょう。
このように色々な角度から対策キーワードを検討し、最終的に洗練された対策キーワードだけを選定します。
STEP5:ニーズキーワードの選定
対策キーワードが選定できたら、1つの対策キーワード毎にその他のキーワード(ニーズキーワード、共起語、関連キーワード)を選定をしていきます。
まずはニーズキーワードの選定です。
ニーズキーワードとは、対策キーワードから想定される読者が求めているキーワードのことです。
ニーズキーワードを掘り起こしていくには対策キーワードから想定される読者の検索意図を深堀りします。
具体的には「このユーザーが『テニス 道具』というキーワードで検索を掛けたのは、『いつ』『どこで』『なぜ』なのか?」を考えることですね。目的を探り当てて、そのために必要なもの、ことを掘り出していくというイメージです。
この深掘りをすることでニーズキーワードが抽出・選定できます。
たとえば、
■対策キーワードが「不登校 大学入試」の場合
「大学合格」が目的だとすると、「合格」をはじめ、「諦めない」「通信制高校」「予備校」「学習塾」「家庭教師」などか考えられます。
■対策キーワードが「ケーキ 手作り」の場合
「美味しいケーキを作ること」が目的とすると「美味しい」をはじめ、「手作り」「材料」「トッピング」などが考えられます。
その他の抽出方法としては顧客・⾒込み客がよく使⽤する⾔葉や専⾨書・雑誌から抽出する方法があります。また、WEBを活用してYahoo!知恵袋や教えてgoo! 、はてなブックマークからリサーチしていくこともできます。
STEP6:共起語の選定
共起語とは対象とする語句と共に使われることの多いキーワードのことです。
共起語とは、特定のキーワードと共に使われることが多いキーワードのことです。検索エンジンの中にある他のコンテンツの中でよく一緒に登場するため、「共起語」と呼ばれます。つまり共起語とはそれ単体で表されるものではなく、「〇〇の共起語」というように、対象となるキーワードがあって初めて成り立つものです。
タイトルや各見出しには対策キーワードやニーズキーワードを配置しますが、このとき、共起語も絡めることで、タイトルや見出しの質がさらに高くなります。
『対策キーワード+共起語』
『ニーズキーワード+共起語』
のように組み合わせ、タイトルや見出しに配置します。
共起語の選定方法は大きく分けて次の3つです。
1.ツールを使用する
WEB上で共起語を分析するためのツールがあります。有料のものあれば無料のものもありますので予算に合わせて活用してください。
2.ウィキペディア(Wikipedia)を活用する
ウィキペディア(Wikipedia)で対象キーワードを調べると『(対象キーワード)とは・・・・・』というように共起語を調べたい対象キーワードに関して説明する文章が入っております。
この文章に使われている言葉から抽出する方法です。
3.上位ページをリサーチする
W対象キーワード(対策キーワード)で検索した時に上位表示されたページを競合リサーチ対象とし、リサーチページで使用しているキーワードを抽出するという方法です。
これらの方法のいずれか、もしくは2つ以上を併用して共起語を選定するとよいでしょう。
STEP7:関連キーワードの選定
最後に関連キーワードを選定します。
関連キーワードとは、対策キーワードに関連するキーワードのことです。
ニーズキーワードと似ていますが(被ることもあります)、ニーズに焦点を置いているのではなく、あくまでも対策キーワードに関連しているキーワードのことです。
では、関連キーワードの選定方法は大きく分けて次の2つです。
1.サジェストツールを使用する
WEB上でサジェストキーワードを抽出するツールがあります。
・Googleサジェストツール
・Yahoo!サジェストツール
これらを活用して関連キーワードを選定します。
2.Googleキーワードプランナーを使用する
Google広告のアカウントを取得することで誰でも使うことができる無料ツールです。
関連キーワードを探すこと以外にも検索ボリュームや競合度などを調べることができる便利なツールですのでフルに活用しましょう。
その他にも専門書や雑誌、顧客のヒヤリング等からも抽出できるので色々と試してみると良いでしょう。
これらの方法のいずれか、もしくは2つ以上を併用して関連キーワードを選定します。
まとめ
以上、4つのキーワード(対策キーワード、ニーズキーワード、共起語、関連キーワード)の具体的な選定方法と、選定までの流れについてお伝えしました。
キーワードの選定は対策キーワードが最重要ポイントです。対策キーワードの質がよければ、集客につながるからです。そのためには、対策キーワードの選定候補をできるだけ数多く抽出する必要があります。面倒に感じるかもしれませんが、集客を成功に導くためにも、じっくりと取り組むことをおすすめします。
対策キーワードさえ選定できれば、ニーズキーワードや共起語、関連キーワードの抽出・選定はそれほど難しくありません。選定した各キーワードを記事に盛り込み、質の高い記事を作成していきましょう。
なお、選定したキーワードの具体的な設定方法は『【キーワード設定】「どれ」を「どこ」へ「どうやって配置するの?』を参考にしてください。