ABテスト押さえるべき2つのポイント

ブログを運営してネット集客を始めると、こんなお悩みが出てきます。

チェック 新規のお問い合わせが一向にない・・・
チェック 思ったよりも資料請求が少ない・・・
チェック メルマガ登録者が全く増えない・・・

売上につなげていくために運営しているはずのブログなのに、サイトから成約が得られないとなると、非効率ですし、モチベーションも下がってきますよね。このまま放置するわけにはいきません。

そこで、ネット検索してみると「ABテストをしましょう」という解決策を発見。見様見真似でチャレンジしてみるも、成約率を改善するための仮説立てができるほどの結果を得られなかった・・・

となると、「ABテストに意味はあるのか?」という疑問が湧いてきます。ABテストには本当に意味がないのでしょうか? とはいえ、どうにかサイトの成約率を上げて、売上につなげていきたいですよね。あなたは今の状況をこのまま放置したいわけではないはずです。

そこで、ABテストには意味がないと思ってしまったときに、初心者の方がまずチェックすべき大きなポイントを2つお伝えします。

が、その前に・・・

前もって知っておいて頂きたいことをお伝えしますね。

ABテストは意味がないのか?

ABテストには意味がないのか?

初めに結論を申し上げておきますと、ABテストにはしっかりとした目的があり、その目的を達成するために打つ施策としてとても意味のあることです。

ABテストには意味がないと懐疑的な意見を出す初心者の大半は

・ABテストとはどういうものなのか。
・ABテストの目的はなんなのか。
・ABテストでどんな効果が得られるのか。

を理解していないからなのですね。

そこで、まずはABテストには意味があるということを腑に落として頂くために先の3つについて解説します。

ABテストとは

ABテストとは

そもそもABテストとはどういうものでしょうか。

単純に申し上げますと【A】というページと【B】というページを用意してどちらが良いかを比較することを言います。

どちらが良かったかというのは「どちらのページの方がユーザーに対して求める行動を起こすことに結びついたか」ということで判断するのが一般的です。

ただ、漠然と2つのページを用意してテストに掛けるのではなく各要素ごとに1つ1つチェックするのが基本ですので必ず守るようにしましょう。

複数の要素で違うパターンのものを用意してABテストを行っても、出た結果に対する要因がはっきりと分からないからです。

では、ABテストの目的はどこにあるのでしょうか?

ABテストの目的

ABテストの目的

ABテストの目的はズバリ成約率を高めることにあります。

つまり、そのページが持つユーザーに対して求める行動に対してユーザーが実際に求める行動を起こす確率を高めるということですね。

ABテストというものは1回で終わるというものではありません。(もちろん、1回だけのパターンも多分にあります。)

ABテストを繰り返すことでわずかながらも成約率を上げ続ける。この継続した作業こそがページを強くしライバルから1歩抜きんでる要因となるのです。

ページは改善して育てるものだと理解してください。

ABテストはページ強化策

ABテストはページ強化策

ABテストで出る数値は単なる結果にしか過ぎません。

ABテストをした結果、【A】ページの成約率が1.2%、【B】ページの成約率が1.3%だったとします。

この場合、今回のABテストの結果だけで判断するなら【B】ページの方が良かったので【B】ページを採用するということで致し方ありません。時間や費用の関係上、やむを得ないことは多分にあるでしょう。

しかし、この結果でこの先永遠と【B】ページの方が良いのでしょうか。この先ずっと【B】ページの成約率は1.3%でしょうか。

ABテストを行った前提条件によってテスト結果の信憑性も変わりますし、時代と共にユーザーの属性が変化することも考えられます。

だからこそ、テスト結果に信憑性を上げる手法をとる必要がありますし、繰り返しABテストを行うことで結果の精度が高くなっていくのですね。
こんな感じで。

【事例1】
ABテスト事例
【事例2】
ABテスト事例2
【事例3】
ABテスト事例3
【事例4】
ABテスト事例4
【事例5】
ABテスト事例5

つまり、ABテストはページの強化策として意味のあるものとなっているということです。

ABテストの前にまずは2つの基本を押さえよう!

まずは2つの基本を押さえよう

初めて『ABテスト』という言葉を知った方がいるかもしれませんので、念のため、おさらいから始めます。まずは次の2つの基本を押さえましょう。

成約率(=コンバージョン率・CVR)の理解と計算方法

成約率(=コンバージョン率・CVR)の理解と計算方法

あなたがブログを書いているのは、売上につなげていきたいという目的があってこそ。そのために、まずはサイトから資料請求やメルマガ登録、新規のお問い合わせなどをもらいたいですよね。

あなたの望むこれらのアクションがサイトから得ることができると「成約」となります。つまり、効果的に成約を増やしたいのであれば、成約率を上げれば良いのですね。

成約率は専門用語で「コンバージョン率(conversion rate)」とも呼ばれます。Conversionの意味は「転換」で、conversion rateを略してCVRとも表記されます。

成約率は次の式で求められます。

成約率(コンバージョン率、CVR)=成約数÷アクセス数

たとえば、あなたの目的がサイトから資料請求をもらうことだったとします。今月は10件の資料請求があり、アクセス数が1000だったとすると、10÷1000=0.01=1% の成約率だったということになります。

これを踏まえて、次はABテストの意味と目的を理解してみましょう。

「ABテスト」の意味と目的

「ABテスト」の意味と目的

ABテストをとても簡単に説明すると、「ページの一部を2パターン用意して、どちらが成果を出せるかを一定期間検証すること」です。

例えば、「サイトのヘッダー画像をどちらにすれば、成約率があがるのか」をチェックしてみることがABテストということになります。

こうした違いは何でもないような気がするかもしれませんが、実はサイト上のちょっとした違いが成約率に影響します。申し込みボタンの色、メッセージなどを少しずつ改善し、成約率を上げていくことで最終的に売上につなげていくのがABテストの目的です。

以上2つがABテストをする前の基本となります。ここをしっかり押さえた上で、効果のあるABテストをするポイントをチェックしましょう。

ABテストに意味がないと感じてしまったときにチェックする2つのポイント

チェックする2つのポイント

ABテストをやってみて、あなたはなぜ「意味がない」と思ってしまったのでしょうか? そこをまず自分なりに整理してみましょう。

「ABテストをしてみたけれど、どちらもそんなに変わらなかった」「信憑性に欠ける気がする」というのが多くのケースでしょう。ただ、少し試してみただけで「ABテストには意味がない」と結論を出すのはもったいないかもしれません。成約率を上げるためのポイントを見落としているだけという可能性もあるからです。

ABテストで意味がないと思ったときに考えることはたくさんあるのですが、初心者の方はまず、大きく次の2つのポイントをチェックしてみてください。

【ポイント1】十分なアクセス数(母数)があるか?

【ポイント1】十分なアクセス数(母数)があるか?

ABテストを行うためには、ある程度の母数が必要です。「ある程度」がどのくらいかというと、アクセス800以上は欲しいところです。

「そんなにない!」ということであれば100アクセスで暫定の改善をしていくのもよいでしょう。

「いやいや、100もないから!」という場合の対処としては、次の2つの方法があります。

1) ブログを書く(ただ闇雲に記事数を増やすのではなく、質を改善しながら)
2)アクセスをお金で買う

「ABテストは意味がない」と思うようなら、まずはテストに十分なアクセスを集める方法を検討しましょう。

【ポイント2】影響の大きいところ、目立つところからチェックしているか?

【ポイント2】影響の大きいところ、目立つところからチェックしているか?

2つめのポイントは、ABテストをしている箇所のチェックです。影響の少ない軽微なところにこだわるなど、見当違いのABテストをしてしまっているケースがよくあるからです。まずは、影響の大きいところからチェックしてみるのがオススメです。

影響の大きい箇所とは、目立つところです。例えば・・・

・ヘッダー画像
・ヘッドコピー(キャッチコピー)
・オファー
・フォームのボタンの色など、申込みフォーム近辺

などです。

あなたのサイトを訪れる人から見ると、実は「申し込みボタンがとても見づらい、気付きにくい(色・大きさ・配置場所)」「オファーが魅力的ではない」「キャッチコピーが相手目線になっておらず、全く響かない」「申し込みまでの動線が複雑」ということがよくあります。

サイト訪問者は、隅々まであなたのサイトを読んでくれるわけではありません。基本、読まないと考えてください。少しでも面倒なこと、分かりづらいことがあれば、忙しい訪問者はすぐ離脱してしまいます。

それを乗り越えて先を読んでもらい、さらに成約まで導くためには、まず、影響の大きい目立つ部分の改善をすることです。

【要チェック】ABテストをするときに踏まえておく2つの前提

1)ABテストは仮説立てから始める

何となくABテストをしていると、それこそ「意味がない」と感じてしまって当然です。まずはあなたのサイトを冷静に分析し、仮説立てしてからABテストを実施しましょう。

仮説立てした結果に対し、テストした結果が合うようであれば、サイトに反映して改善していきます。ABテストはあくまでも立てた仮説を検証するための手段であることをお忘れなく。

2)ABテストは継続して行い、サイトを育てていく心構えを持つ

ABテストは1回やったからといって、おしまいではありません。また、ずっと効果があるものではありません。世の中の状況に合わせて、サイト訪問者の反応はどんどん変化していきます。ABテストの結果をサイトに反映させた後も、継続してチェックしていく必要があります。

対面で営業をしているときのことを考えれば分かりますが、目の前にいるお客さんの状況が今後もずっと一定であることはありえません。お客さんと長くつきあっていくためには、お客さんとの信頼関係を築いていきますよね。それと同じで、営業マンの変わりとなるあなたのサイトもじっくり育てていく必要があるのです。

一定期間に出たABテストの数字にとらわれすぎず、成約率を0% → 1%、1% →2% と改善していけるよう、長い目で改善を重ねていきましょう。

また、ABテストを継続していける体制を作っていくことも大切なことです。限られた人員と時間で地道に積み重ねていける工夫も同時に考えてください。

まとめ

まとめ

以上、「ABテストは意味がない」と思ってしまったときの大きなチェックポイントを2つお伝えしました。ABテストに意味がないと感じた人はおおよそこの2つのパターンのどちらかに絞られることがほとんどです。

ABテストの手順、具体的なやり方、便利なツールなど、語りだしたらキリがありませんので、初心者の方はまず、今回お伝えしたABテストの2つの基本と大きなポイントをしっかりと押さえてください。

その上であなたの行ったABテストの内容を振り返り、「意味あるものにするにはどうすればよいか」を考え、成約率を上げていきましょう。