ブログをアクセスアップさせるのための2つのステップ

チェック自社ブログを運営してしばらく経つが、お問い合わせが一向にない。
チェックブログは更新しているのだが、アクセス数がアップしていく気配がない。
チェック増えない理由が分からない。

ということに悩んでいませんか?

資料請求や無料相談、お問い合わせやリスト獲得につながるようにブログ集客を始めたのに、ブログへのアクセスがアップしなければ意味がないと思えてしまうかもしれませんね。

「単に記事を更新しているだけではいけないようだ」と気付き始めているあなたは正しい道に来ています。アクセスアップの効果的な方法はたくさんありますので、安心して下さい。その中でも、今回は初心者の方が絶対に押さえておかなくてはいけないポイントだけに絞ってお伝えします。

結論から言うと、アクセスアップを狙うなら、「質の高い記事」を「たくさん」書くことです。

この解説を始める前に、まずはあなたの現状を確認するために、以下2つのポイントをチェックしましょう。アクセスアップの前提がクリアできているかどうかが分かります。

ブログがアクセスアップしないと思ったら、まず2つのポイントをチェック!

ブログがアクセスアップしないと思ったら、まず2つのポイントをチェック!

自社ブログのアクセスアップを目指すには、さまざまな方法があります。細かい方法にこだわる前に、まずはあなたの現状を確認することが大切です。

目的地点に辿り着こうと思っても、肝心の現在地が分からなければ進むべき方向が定まらないですからね。

現在地が明確になることで進むべき方向が分かりますし、目的地まで辿り着くまでに必要なものは何か、不足しているものは何か、が分かるというものです。

次の2つのポイントをクリアしているかどうか確認してみてください。

ポイント1:自社ブログの運営期間とアクセスの目安

自社ブログの運営期間とアクセスの目安

小さな会社がブログ集客を始めたら、1年後には100アクセス/日(月間3000アクセス)、月間10件程度の新規問い合わせを目指したいものです。そこで、その目標に向けて、あなたの会社の現状を把握してみましょう。

自社ブログを開始して3ヶ月未満 10アクセス/日(月間300アクセス前後)

やっとアクセスが集まり始め、アクセスの変化が見れるようになり、反応出てきたなという感じ

ブログ開始後6ヶ月後の目安:50アクセス/日(月間1500アクセス前後)

半年くらい経ったころに1〜2件の新規問い合わせがそろそろ出てくる。芽が出始めたと実感できる感じ。

ポイント2:記事の更新頻度

記事の更新頻度

自社ブログ開始からの期間で小さな会社が目指すべき目安をチェックしたところで、「うちの会社は目安に達してないな・・・」と思ったら、次は記事の更新頻度をチェックしましょう。

最初のうちは慣れないので、毎日文字数の多いブログ書くのは億劫に感じるかもしれませんが・・・

月に10本、3日に1本、A4で3枚程度(3,000文字くらい)書けていますか?

まず、ここを目指してください。そして、1年間積み重ねてみましょう。

ここまでチェックしたところで、いよいよアクセスアップに取り組みましょう。ブログ集客初心者の方は細かいことは一旦置いておき、次の2つのステップをまず進めてください。

ブログのアクセスアップSTEP1:コンセプトの設定がマスト

コンセプトの設定がマスト

「ブログにアクセスを集めるために記事を書いているはずが、なぜかアクセスが増えない」ということであれば、あなたは「質の高い記事」が書けていない可能性があります。

「質の高い記事」とは何かを定義する前に、何よりもまず、コンセプトが明確かどうかを確認してみましょう。

なぜ、「質の高い記事」を定義する前に、なぜコンセプトの話をするのかというと・・・

コンセプトが明確になることで、次の3つができるようになるからです。

チェック分かりやすいタイトルが作れる
チェック記事の内容にブレがなくなる
チェック理想のお客さんが集まってくる

ところで、「コンセプト」とは何でしょうか?

コンセプト=「誰に何を伝えるか」を絞ること

コンセプト=「誰に何を伝えるか」を絞ること

コンセプトとは「誰に何を伝えるのか」をたった1つに絞ることです。

1つの媒体であれもこれも盛り込んで欲張らないようにしましょう。コンセプトがどんどん曖昧になってしまい、アクセスアップが遠のいていきます。反対にコンセプトをたった1つに絞って設定できていると、お客さんに響くメッセージを発信できるようになり、アクセスがアップしていきます。

「誰に何を」を詳しく説明すると、次の通りになります。

誰に:ターゲットとなる、「たったひとりの理想のお客さん」のこと。

マーケティング用語では「ペルソナ」と呼ばれます

何を:あなたの商品やサービスを通して手に入る「理想の未来」のこと。

マーケティング用語でベネフィットと呼ばれます。

これですぐに「なるほど!」と分かれば、アクセスアップに苦労しませんよね。そこで、コンセプトが明確かどうかの例をあげてみます。

「誰に何を」が不明確なNGコンセプト例

「誰に何を」が不明確なNGコンセプト例

・〇〇株式会社の社長ブログ
・〇〇院長の院長ブログ
・経営者のための最新情報

これでは「誰に何を」伝えたいのかが分からない、もしくは曖昧ですよね。これではアクセスが集まりません。

では、コンセプトはどのようにすれば明確になるのでしょうか?

アクセスがアップするコンセプトの磨き方

アクセスがアップするコンセプトの磨き方

コンセプトは聞いた時にターゲットが「オレ(私)のことだ」と思えるようなものであることがポイントです。

ダイエットメディア
(ぼやっとしている)

40代女性のためのダイエットメディア
(ちょっと絞れた)

1ヶ月後に3キロ体重を減らしたい40代のダイエットメディア
(少し具体的になった)

1ヶ月後に3キロ痩せたいアラフィフのための
食事制限をしない簡単ダイエットメディア
(かなり具体的になった!)

最初はぼんやりとしていたコンセプトでしたが、どんどん絞ってブラッシュアップしていくと、かなり具体的で伝わりやすくなりました。

期間や落としたい体重など具体的な数字を入れたり、年齢も40代ではなく、「アラフィフ」とすると、50代を目前に40代前半よりもさらに繊細な女性の課題に言及しているのだとイメージが湧いてきます。

このように、ぐっと絞ったコンセプトがあると、アクセスが集まりやすくなるなってきます。

もし、あなたの会社のブログにアクセスが集まらないのであれば、コンセプトがはっきりしていない可能性大です。コンセプトが曖昧なら、ブログのタイトルが曖昧になる。当然記事も曖昧になるのです。

あなたのブログは「誰に何を伝えるのか」がはっきりしているでしょうか。改めて考えてみて下さい。

ブログのアクセスアップSTEP2:「質の高い記事」を書く

「質の高い記事」を書く

コンセプトが決まったところで、「質の高い記事」を書けるようになる土台ができあがりです。

ではさっそく、「質の高い記事」を書いていきましょう!と言いたいところですが、肝心の「質の高い記事」って何のことでしょうか。

これが分からないとアクセスの集まらないメディアになってしまいますし、そもそも記事が書けるはずもありません。ということで・・・

まずは、「質の高い」の定義を理解しましょう。これができるとアクセスがアップし、集客ができるメディアとして育っていきます。

質の高い記事=ターゲットが知りたいことを伝えている記事

ターゲットが知りたいことを伝えている記事

「質が高い」とは、ターゲットが知りたいことを伝えられているかどうかです。当たり前のことのように思いますが、この当たり前ができていない方が多いです。多くの人はつい、「自分が伝えたい」と思っていることを伝えてしまう。自分のこだわりを伝えたり、難しい専門知識も言いたくなってしまうのです。

あなたが伝えたいと思うことが本当にターゲットの知りたいことなのかを記事作成前に考えてみてください。いくらあなたが伝えたくても、お客さんがほしいと思っている情報でなければ、不要なのです。ここにズレが出てしまうとアクセスが集まりません。

では、具体的に何を書けば、「ターゲットが知りたいこと」を伝えられるのでしょうか。

質の高い「ターゲットが知りたい」記事内容例

質の高い「ターゲットが知りたい」記事内容例

ターゲットが知りたいこととは、次のようなものです。

チェック業界の情報
チェック悩みを解決するハウツー
チェック専門家としてのあなたの意見
チェック商品のレビュー
チェックお客様の声
チェック店舗などの情報

など、これらのことに答える記事を書きましょう。

さらに、大切なポイントを付け加えるとしたら、これらの情報を「あなたならでは」の切り口で伝えることです。グーグルは新しい情報、オリジナルの情報を高く評価します。たとえ同じ答えの情報を伝えるのだとしても、パクリではなく、あなたの観点からオリジナル性を持たせてください。

以上、「質の高い記事」を書くための2ステップをお伝えしました。

まとめ

まとめ

今回は自社ブログを運営し始めた初心者の方向けにアクセスアップのポイントをお伝えしました。

アクセスアップのポイントは細かいことを言い出すと、まだまだたくさんあります。しかし、まずは見落としてはいけない大前提として、この記事では次のことを解説しました。

・1年間で目指したいアクセス数の目安
・最低限の更新頻度と文字数の目安
・アクセスアップのためのコンセプト「誰に何を伝えるか」を設定する必要性
・アクセスアップに欠かせない「質の高い記事」の定義と内容例

アクセスアップを目指すのであれば、「ターゲットの知りたいことを伝える(質の高い)記事」を「たくさん」発信していきましょう。これができるようになれば、ターゲットの方からあなたの情報に触れるために自然に集まってきてくれるようになります。あなたから学びたい、教えてもらいたいという方だけがやって来るので、結果的に成果が出やすくなるのです。